使徒経
『奉神礼用使徒経』は正教会の奉神礼における基本的な書の一つであり、聖使徒行実、七つの公書、および使徒パウェルの十四の書簡を収め、それらを奉神礼上の読誦区分(ザチャロ)に分けて配列したものである。本書にはさらに提綱(プロキメン)とアリルイヤ唱、ならびに主日と平日、大斉の期間、十二大祭、聖人の記憶日、および諸種の祈祷における使徒経の読誦箇所の指示も収められている。本書は奉神礼での使用を目的としており、教会暦の一年を通じて定められた読誦の順序を把握するための助けとなる。教会の読誦者や聖職者にとってはもちろん、正教会の奉神礼と新約聖書諸書の礼拝上の用法をより深く知りたいと願うすべての人にとって有益な書である。